【デザインの作り方】伝えたいならメインを決められるデザイナーになる!
こんにちは!
フリーデザイナーのまっぴー(@mappy_easybreezy)です。
先日、インスタグラムで情報量が多すぎて
ごちゃごちゃしたデザインになってしまうときの
解決方法を投稿しました。
デザイン初心者さんはこんな経験あるよね?
わたしも初心者時代めちゃくちゃあった。。
・あきらかに多い原稿をすべて入れたがる
・もらった原稿をそのまま入れたのに修正が入る
・原稿が多すぎて装飾がその分増える
・ライターさんのこだわりが強すぎて原稿をけずれない
・原稿を入れるために文字がほとんど最小サイズになる
・大好きな犬と遊ぶ時間が激減
・ご飯の次に大事な睡眠時間を削って修正作業
クライアントに言われた通り
もらった原稿をがんばって全部入れたのに、
情報が多すぎて何を伝えたいのかわからない
デザインの出来上がり。
結局、がんばって入れた原稿カットのめんどい修正が入る。
言われた通りにつくったのに、
なんで修正しなきゃいけないの!!!
だったら最初から言ってよ。。
キーーーーーー!!!!
しかも、
味方なはずの営業さんからはなげやりな修正で、
夜遅くまでの残業と休日出勤で
心身ともにヘトヘトに。
そんなまっぴーを助けてくれたのが、
好きな人からの言葉を信じて
ひたむきに走り続ける青年ガンプの
ヒューマンドラマ映画『フォレスト・ガンプ』。
もう今日は睡眠用に
映画でもたれ流して寝よう。。。
と思っていたのに予想以上に面白く、
ごちゃごちゃデザインを解決するヒントもあって
深夜2時にイッキ見。
情報は入れれば入れるだけ
相手に伝わると思っていたけど、
本当に大切な原稿以外は
入れなくてもいい
ということをガンプが教えてくれた。
もし、映画を観ていなかったら
デザインのヒントに気づけず、
最初から言えよの二度手間の修正ばかりして、
自分の時間も体力もすり減らす
ボロボロの会社員デザイナーのままだったかも。。
今日は初心者デザイナー時代の
まっぴーみたいな子を救うため、
まっぴー流じぶんの時間を増やす
『伝わるデザインの作り方』を教えるよ!
目次
伝わるデザインをつくるには『メインを決められる』ことが近道
わたしが思う
デザイナーが早く帰って自分の時間を増やす方法は、
自分が自分でいられるわがままデザイン愛♡
を突き通すこと。
わがままと言っても
相手の要望を無視した自己中になることではなく、
相手に『伝わるデザイン』をつくる
こと。
デザイン初心者のころって特に
情報は入れれば入れるだけ相手に伝わる
って思いがちじゃない?
しかも、
クライアントや営業さんも
あれもこれも入れてほしいって言うから
情報をたくさん入れるべきなんだ!
となっちゃう。
だから、
結局、情報を詰め込んだごちゃごちゃデザインに
「最初から言えよ!」な大幅修正が入って
相手に『伝わるデザイン』どころか
修正回数の多いデザインをつくってしまう。泣
服すきな人ならあるあるだと思うけど、、
クローゼットに服が入りきらないことって
日常茶飯事じゃない?
と、着なくなった服なのに
いつまでも捨てられない。。
でも、
服はあればあるほど
色々な組み合わせも着こなしもできるから、
服がたくさんあるのはめちゃくちゃ楽しい。
ただ、避けたいのは、
デートのときにコーディネートを決めきれずに
1時間遅刻しちゃうこと。
そんなときは、
「今日絶対着たいアイテムはコレ!」と事前に1着決めると
その服に合うように他の服を決めるので、
コーディネートってあっという間に決まらない?
デザインも同じ。
「コレ!」というメインを決められないから、
あれもこれもと選択肢を増やして
伝わらないデザインをつくってしまう。
つまり、
『メインを決められるデザイナー』
が伝わるデザインをつくれるデザイナーってワケ。
本当に伝わる『メインを決める』デザインの作り方3選
今から10年前、入社1年目に
トマトを売るチラシの制作を任されまっぴーは、
もらった原稿をぎゅうぎゅうにつめこんだ。
チラシを作るときは
「原稿は絶対!」と言われていたし、
一つでも抜けがあると校正でミスにされて
でかでかと赤字を入れられるから。
原稿をすべて入れたのでミスはなかった。
でも、
滋賀出身の営業の人からは
と強めの関西弁でバッサリと言われた。
原稿は絶対でしょ!
ミスはないんやからええやんけ!!
心のなかでこっそり悪態をつく。
しかも、デザインをダメ出しされただけでなく
「トマトをつかったレシピも入れてや〜」
と、まさかの原稿追加!!
いるよね…
具体的な修正指示をださないくせに
追加で要望を言ってくる人。
そんなときに、
声をかけてくれたのがおじいちゃんデザイナー。
どう修正したらよいかわからず、
あふれんばかりの原稿をかかえて悩むまっぴーに
そう言うと紙とペンを持ってきて
手書きのラフを書いてくれたけど、
ことごとくわたしのデザインが消されていく。
わたしのデザインがほとんど残ってない!
なんなら原稿もカットしちゃってる
営業の人にまた何か言われたら
おじデザイナーのせいにすればいいや
と、もう半ばヤケクソでデザインを仕上げたら、、
まさかの一発OKであったのは価格の修正くらい。
しかも、
次も同じデザインでチラシをお願いしたい
と声をかけてもらっちゃった!
(↑入社1年目につくった実際のデザイン)
つまり、
クライアントが用意してくれた原稿は
すべて大事だと思っていたけど、
本当に伝えたいことが
なにかわかっていなかったから
原稿は全部いれたほうがいい
と勘違いしていた
だけだった。
おじデザイナーは
最初のデザインをほとんど消すことで、
原稿の情報で何が一番大切かを教えてくれた。
まっぴーがおじデザイナーに教えてもらった
もらった原稿を全部入れ込んだごちゃごちゃデザインから、
本当に伝えたいことが伝わるデザインにした方法は以下の3つ。
①打ち合わせで本当に伝えたいことは何かを確認する
②1回目のデザイン案でお互いのイメージを調整
③本当に伝えたいこと以外は目立たなくする
ひとつずつ順番に説明していくね^^
①打ち合わせで本当に伝えたいことは何か確認する
1つ目は打ち合わせで『何が一番伝えたい』ことか確認すること。
コーディネートでメインに着る服を決めると
自然と他の服も決まるよね。
なので、まずは一番伝えたいメインを決める。
今回のチラシで一番を伝えたいことは
トマトを売ること。
ただ、
商品名や商品写真、
価格がトクベツなものではなく、
いつものせているトマトと何も変わらない。
なので商品名などを大きくすることで目立ちはするけど
買いたい!という気持ちにはならない。
となると伝えるべきものは
「トマトが美味しそうに感じる」シズル感
だと決めた。
(↑夏の青空にとれたてトマトの写真でシズル感を表現)
ただ、
まっぴーの新卒で入社した会社みたいに
打ち合わせは営業の人が
行く決まりになっていたりするので、
同行させてもらえるように頼んだり、
何を一番売りたいかだけはゼッタイに
聞いておいてもらえるようにしておくとGood!
②本当に伝えたいこと以外を目立たなくする
2つ目は『伝えたいこと以外を目立たなくする』こと。
伝えたいことがすべて同じ大きさだと
何が大事か伝わりづらい。。
伝えたいことが決まれば
✓ フォントの種類
✓ フォントのジャンプ率
✓ 使うカラーの数
✓ 写真やイラストの使い方
などを調節することで
一番伝えたいことを目立たせることができるように。
今回のチラシではトマトのシズル感を一番伝えたいので、
メニューやメニューに使う商品以外は
紙面の下に小さくのせた。
③1回目のデザイン案でお互いのイメージを調整
3つ目は1回目のデザイン案(ラフ)で
『お互いのイメージを調整』すること。
でも、
最初の打ち合わせだけで相手の細かい要望まで
100%聞き取ることはなかなか難しいよね。
今回のチラシではほぼ修正がなかったけど、
打ち合わせの場で口頭での情報だけでは
イメージがしづらいので、
「仕上げたデザインを見て想像と違うな〜」
と感じることがある。
最初のデザイン案で100点を目指そうとすると
イメージと違った場合に
大きな修正が必要になってくるので、
事前に作り込みすぎないデザインラフで70点くらいをつくり、
一緒につくりあげていくイメージでいくと
修正回数が少ないデザインになるよ。
70点のデザインはスピードも質もUPできるよ。
『伝わるデザイン』が自分の時間を楽しめるデザイナーにしてくれた
以上が、
まっぴー流自分の時間を増やす
『伝わるデザインの作り方』3選。
伝わるデザインができると
クライアントや消費者が喜んでくれる。
喜んでくれる=
デザイン修正回数が少なくなる
ので、わたしたちデザイナーもクライアントも
Win-Winなデザインができあがるってワケ。
わたしもメインを決められない優柔不断デザイナーから
メインを決められるデザイナーになれたことで、
デザイン修正の回数が減り
毎日の残業や休日出勤がなくなったので、
✓ 毎日だいすきな昼寝を3時間できる
✓ 平日の昼間から映画館に行って映画鑑賞
✓ 趣味のお菓子作りが毎週できる
✓ 平日の早い時間から友だちと美味しいご飯を食べに行く
✓ 土日の仕事の連絡は一切なし
✓ いつでも好きなときに大好きな犬と遊ぶ
と、自分の時間を増やし大満喫^^
映画『フォレスト・ガンプ』の主人公も
本当に大切なジェニーだけをメインに決めて
富も名声も名誉も捨てたことで
大好きなジェニーをGETできたし、
わたしたちデザイナーが大好きな
Macの生みの親のスティーブ・ジョブズも、
と、毎日決まった服を着ることで
服装について悩む優柔不断な時間を減らし
自分の時間を増やした。
つまり、
原稿を無理やり全部入れない
(優柔不断にならない)=
メインを決められるデザイナーが
伝わるデザインをつくれるデザイナー
ってこと。
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